#author("2020-04-11T13:42:54+09:00","","")
* 必要な機器 [#e3253a91]

オンライン授業を受けるためには、基本的に、パソコン(PC)・タブレットPC・スマートフォン等の `コンピュータ` と、オンライン授業のコンテンツを提供するサーバ (関西学院大学の内部にも外部にもあります) にアクセスするための `インターネット接続` が必要になります。

** コンピュータ (パソコン・タブレットPC・スマートフォン) [#ib3a9aaa]

`要点: パソコン (普及価格帯の安価なものでいい) を用意する、タブレットPCやスマートフォンでも受講は可能`

コンピュータには、机の上に設置して使うような `デスクトップパソコン` 、折り畳んで持ち運べるような軽量な `ノートパソコン` が代表的です。アンドロイドや iOS が搭載された `タブレットPC` や、普段みなさんが使っている `スマートフォン` もコンピュータの一種です。最近のパソコン・タブレットPC・スマートフォンであれば、`Web ブラウザ` が標準で搭載されていますので、基本的にオンライン授業の受講に利用できます。

スマートフォンは画面サイズが小さく、資料を閲覧する時に見づらいですが、スマートフォンでもオンライン授業を受けることは不可能ではありません。スマートフォンは外付けのキーボードもありませんので、大量の文字入力も苦手です。可能であれば、画面の大きいパソコンを利用することをおすすめします。

タブレットPCはスマートフォンと同じ OS (基本ソフトウェア) を搭載していますので、機能的にはスマートフォンとほとんど同じです。タブレット PC は画面サイズが通常 7 インチ以上ありますので、スマートフォンよりも快適に資料の閲覧ができます。画面が大きいので、ソフトウェアキーボードによる入力も、スマートフォンより少し楽になります。タブレット PC は Bluetooth 接続の外付けキーボードが利用できますので、タブレット PC を使う場合は外付けキーボードがあるとなおよいでしょう。

最も望ましいのはパソコンです。デスクトップパソコンでもノートパソコンでもどちらでも構いません。

一般に、デスクトップパソコンのほうが安価ですし、液晶ディスプレイのサイズも大きい (通常、20インチかそれ以上あります) ので、じっくりオンライン授業を受けるにはデスクトップパソコンのほうが向いています。ノートパソコンよりも、デスクトップパソコンのほうが作業姿勢が良くなる (ノートパソコンだとどうしても画面を見下ろす姿勢になってしまう) という利点もあります。比較的新しいデスクトップパソコンであれば基本的にどんなものでも構いません。Core i シリーズの CPU が搭載されていて、メモリが 4GB 以上あればオンライン授業を受ける上では十分です。中古でよければ数万円で購入できます。デスクトップパソコンは、別途、液晶ディスプレイ、キーボード、マウスが必要なので用意することを忘れないでください。

- [[参考: 価格.com デスクトップパソコン>https://kakaku.com/pc/desktop-pc/]]

ノートパソコンであれば、画面サイズが 13〜14 インチ以上のものをおすすめします。デスクトップパソコンと同様に、オンライン授業を受ける上では最新のスペックは必要ありませんので、安価なもので十分です。デスクトップパソコンと同じく、Core i シリーズの CPU が搭載されていて、メモリが 4GB 以上あれば十分です。中古でよければ5万円程度で購入できると思います。なお、最近は Chromebook と呼ばれる ChromeOS を搭載した安価なノートパソコンも販売されています。Chromebook でもオンライン授業を受ける上では問題ないのですが、よくわからないうちは避けたほうが無難です。

- [[参考: 価格.com ノートパソコン>https://kakaku.com/pc/note-pc/]]

関学生のみなさんは、大学のサイトライセンスで Microsoft Office が無償で利用できますので、Microsoft Office がプリインストール **されていない** パソコンの購入をおすすめします。Microsoft Office の入手方法・インストール方法については以下のページを見てください (今の段階では見る必要はありませんので、インストールが必要になった時に見てください)。他にも、ウィルスバスター等がサイトライセンスで (無償で) 利用できます。詳細は以下のページを見てください。

- [[[サイトライセンス:Office 365 ProPlus>https://ict.kwansei.ac.jp/guide/site_license_000124.html]]
- [[サイトライセンス:サイトライセンス>https://ict.kwansei.ac.jp/guide/site_license_000123.html]]

** インターネット接続 [#qa42ed64]

`要点: 何らかの接続方法が不可欠、自宅にブロードバンド回線があればベスト、スマートフォン経由でも可だが遅い/費用がかかる`

オンライン授業を受けるためには、みなさんのコンピュータを、オンライン授業のコンテンツを提供するさまざまな `サーバ` に接続しなければなりません。そのためには、みなさんのコンピュータをインターネット上のサーバにアクセスするための `インターネット接続` が不可欠です (これがないとオンライン授業を受けられません)。

インターネット接続にはいくつかの種類があります。

- 自宅等のブロードバンド回線による接続

自宅に ADSL や光ファイバ、ケーブルテレビ等によるインターネット回線があればそちらを使用してください。通常、もっとも高速ですし、従量課金ではありません (どれだけ通信を行っても毎月の支払い額が変わらない) ので通信量を気にせずオンライン授業を受けられます。自宅にインターネット回線があるかどうかは、ご両親に聞いてみてください。インターネット回線がある場合は、自宅の `モデム` に、みなさんのコンピュータ (パソコン、タブレットPC、スマートフォン) を接続する必要があります。自宅のネットワーク配線が有線 (イーサネット) なのか無線 (WiFi) なのかによって接続法が変わります。有線の場合はイーサネットケーブル(LANケーブル)を自宅内に引き回す必要があります。通常、イーサネットケーブルを繋げば通信できるようになるはずです。無線の場合は SSID および WPA2 の暗号鍵と呼ばれる設定情報を入手して、コンピュータを設定する必要があります。

- 3G/LTE 等のモバイル通信回線による接続

スマートフォンを持っている人は、スマートフォンのモバイル通信回線を通してインターネットに接続することができます。一般的なスマートフォンは、3GやLTEと呼ばれるモバイル通信回線のインターフェースと、WiFi と呼ばれる無線 LAN 回線のインターフェースを持っていて、場面によって切り替えて使っています。NTTドコモや、au、ソフトバンク等に毎月データ通信量(パケット通信料)を払っていると思いますが、それが3GやLTEと呼ばれるモバイル通信回線の利用料になります。

スマートフォンでオンライン授業を受ける場合には、特に何も設定しなくても、そのままでインターネット接続が可能です。

タブレットPCやパソコンを、3G/LTE 等のモバイル通信回線でインターネットに接続するためには「テザリング」と呼ばれる仕組みを使う必要があります。これは、タブレットPCやパソコンを、いったんみなさんのスマートフォンに接続し、そこからさらに 3G や LTE 等のモバイル回線を通してインターネットに接続する、という手法です。技術的には、スマートフォンを WiFi の `アクセスポイント` にして、タブレットPCやパソコンを WiFi 経由でスマートフォンに接続する、という形になります。スマートフォンと、タブレット PC/パソコンの両方に設定が必要です。テザリングの方法については、例えば [[外部リンク]] を見てください。

NTTドコモや、au、ソフトバンクは、新型コロナウィルスへの対応として、若者 (例えば 25 歳以下の人) に対するデータ通信の制限を緩和していますので、これらの利用も検討してみてください。詳細はそれぞれの通信キャリアのホームページを確認してください。

- フリーWiFi などのホットスポットを利用した接続

基本的におすすめしませんが、フリー WiFi などのホットスポットに行くことができるなら (また、そこに落ち着いてオンライン授業を受けられるような環境 (机・電源等) があるなら)、ホットスポットで WiFi を用いてインターネット接続することも不可能ではありません。

** インストールしておくべきアプリ [#vae5af52]

`要点: 特に必要ない (はず)`

オンライン授業において、どのような形式で講義資料が配布されるかは、担当する教員によります。ですが、多くの教員は、文書であればコンピュータにおける標準のファイル形式である `PDF 形式` で資料を配布すると思います。一部の先生方は、`Microsoft Office のファイル形式` (Word の docx 形式、Excel の xlsx 形式、PowerPoint の pptx 形式) で資料を配布するかもしれません。講義の音声ファイルやビデオファイルは、一般的な `MP3 形式`や `MP4 形式` で配布することが多いと思います。ほとんどのコンピュータでは、PDF 形式、MP3 形式、MP4 形式のファイルであれば、特殊なアプリをインストールしなくても表示・閲覧・再生ができると思います。

Microsoft Office のファイルを自身のコンピュータ上で表示・閲覧するには、別途 Microsoft Office をインストールする必要があります。コンピュータに Microsoft Office をインストールする方法は [[外部リンク]] を見てください。それ以外にも、OneDrive と呼ばれるクラウドサービスを使って Microsoft Office のファイルを表示・閲覧する方法もあります。こちらの方法については [[外部リンク]] を見てください。

** 推奨 Web ブラウザ [#j94edffe]

`要点: Web ブラウザは Inter Explorer 以外を使う (古い Windows パソコンは要注意)`

授業支援システムである LUNA にアクセスする場合も、OWA (Outlook Web Application) を使ってメールを読む場合も、ほとんどの操作には Web ブラウザと呼ばれるアプリを使用します。Web ブラウザとは、WWW (World Wide Web) と呼ばれる世界規模の情報通信網の中にある情報にアクセスするためのアプリです。どんなコンピュータでも (Windows でも、macOS でも、Android OSでも、iOS でも、Linux でも) 標準で Web ブラウザが搭載されています。名称はそれぞれの OS によって異なりますが、基本的に、標準で搭載されている Web ブラウザで問題ありません。Firefox や Chrome など、標準の Web ブラウザよりも高速に動作する Web ブラウザもありますので、興味があれば試してみても面白いと思います。ただ、Windows で以前標準 Web ブラウザであった Internet Explorer は使用 **しない** でください。授業支援システム LUNA が Internet Explorer では正常に動作しない (課題が提出できないなど重大な不具合がある) ことが分かっているからです。