学生向け/関学生の現状に関するアンケート結果への回答

以下は、法学部の山田直子先生が実施している「関学生の置かれている状況に関する アンケート」の自由記述に書かれていた疑問・質問に、 関西学院の一教員の立場から回答したものです。 関西学院大学としての公式の見解を表したものではないことに注意してください (が、 そんなに変な回答は書いてないと思います)。 以下の疑問・質問は、 アンケートの回答文をそのまま転記したものではなく、 疑問・質問の意図を解釈して私のほうで書き起こしました。

全般

A. 現時点では未定です。 オンライン授業よりも対面形式の授業のほうが教育効果が高いため、 「春学期はオンライン授業で実施する」と決めずに、 対面形式の授業を再開できる可能性を探っています。 COVID-19 の感染拡大・収束の状況に依存します。 方針が決まれば教学 Web やホームページ上で随時アナウンスがあります。

A. 6 月頃と思われますが未定です。 上と同じように、対面の期末試験のほうが望ましいため、 全部は不可能としても一部の科目において通常の期末試験を実施する可能性を 検討しています。 COVID-19 の感染拡大・収束の状況に依存します。 方針が決まれば教学 Web やホームページ上でアナウンスがあります。

A. 送料は自己負担になりますが、郵送で希望する図書を借りることができます。

また、2020/5/16 現在、図書館の開架図書を利用できるようにする (図書館に来て閲覧・貸し出しをできるようにする) 方向で調整が 行われているようです。 詳細が決まれば教学 Web やホームページ上で随時アナウンスがあります。

A. ???

A. 学生さんの目にそう見えるのは仕方がない面もあると思います。 ただ、関西学院は、大学だけでなく、 幼稚園、初等部、中学部、 高等部もある、構成員が 3 万人を超えるような超大規模組織です。

私は、緊急対策会議や学部長会などの執行部の会議にときどき陪席していますが、 学長を始めとする執行部や職員の方々は (文字通り) 昼夜を分かたず 奮闘されていますし、 学長のリーダーシップの下、 驚くようなスピードで数多くの意志決定がなされています。

例えば、上の「いつまでオンライン授業をするか」も「意志決定が遅いから 決まっていない」のではなく、 学生の利益を第一に考えて、 「COVID-19 の感染拡大・収束の状況に応じて臨機応変に対応する」ということを 非常に早い段階で意志決定しています。

正当で、建設的な批判は大歓迎ですので、 ぜひ声を上げてください。 その一方、不当な、的外れな批判は関係者全員を不幸にしますので、 そのあたりをうまく見極めてみてください。

授業形態

A. ???

A. いいえ。 大部分の学生さんが誤解しているのですが、 大学設置基準において「一単位の授業科目を四十五時間の学修を必要とする 内容をもつて構成することを標準と」することが決まっています。 2 単位の授業の場合、 授業・予習・復習の合計が 90 時間の学修になるのが目安です。 2 単位の一つの科目について、 春学期に学修した時間を計ってみてください。 もし万が一、それが 90 時間を大きく超えていれば過剰ですが、 普通はそうなっていない (90 時間に収まっている) と思います。

「 (オンライン授業でなかった) 去年と比較すると (オンライン授業となった) 今学期の課題の量が多い」というのは事実かもしれませんが、 今まで少なすぎた課題の量が適切に近づいた、 というのが正しい解釈だと思います。

オンデマンド型の授業では、 通常、1 コマの受講時間がおおよそ 90 分程度になるように設計されていると 思います。 受講時間が正確に 90 分でないこと自体は問題ではありません。 もし、同時双方向 (ライブ) 型の授業を 2 コマ連続して履修していて、 次のコマの授業の出席に支障が出るようなことがあれば最初のコマの担当教員にその 旨を伝えてください。

A. 「雑談が楽しみなので適度に雑談を入れてください」と担当教員に伝えてみてはいかがでしょう。

A. 大学は「学術の中心として、 高い教養と専門的能力を培うとともに、 深く真理を探究して新たな知見を創造し、 これらの成果を広く社会に提供することにより、 社会の発展に寄与する」場所です (教育基本法より)。 そのためには多様性がとても重要です。 画一的な授業、画一的な教員、 画一的な研究では、大学本来の目的を達成することは困難です。 教員が 100 人いれば、 100 通りの教授法があること自体は問題とは思いません。 大学における学問の自由や多様性を (学生の立場では大変かもしれませんが) ぜひ楽しんでください。

A. 担当教員に (気軽に) 相談してみてください。 学生によって利用できる情報通信環境 (パソコンの有無・ブロードバンド回線の有無) が異なるため、 その点に配慮してあえて Zoom を使っていない可能性もあります。

健康

A. 画面の輝度を下げる、ディスプレイへの映り込みを避ける等、基本的な VDT 作業のガイドラインがあります。

A. イヤホンの長時間着用は苦痛でしょうね。自宅でオンライン授業を受講するなら、USB や Bluetooth 接続のスピーカをおすすめします。

成績

A. 担当教員に相談してください。 今後、同じようなことがあれば証拠として時刻の写ったスクリーンショットを 撮っておくとよいでしょう。

課題

A. 土日に課題が出て、 当日中に提出を求められるのでない限り問題ありません。 土日に学習したくないなら、 土日はメールをチェックしない等で対処してください。

A. 原理的に、メールは安全な (必ず到達することが保証された) 通信手段ではありません。 必ず CC を自分宛に送って、 提出したメールの控えを手元に残しておいてください。

質問・相談

A. 通常は、シラバスか LUNA に教員への連絡方法が書かれているか、 LUNA の「掲示板」で教員に連絡することができるようになっていると思います。

オンライン授業では「オンラインで学生と教員等が質疑応答・意見交換等のやり 取りができる機会を設置」することが求められています (関西学院大学 「コロナウィルス感染症対策のための授業実施ガイドライン」)。 ですので、質疑応答・意見交換の方法は通常は用意されていると思います (もし用意されていなければ教員側の不手際です)。

シラバスおよび LUNA を調べても連絡方法がわからない場合は、 所属する学部の事務室に連絡してください。 学部によって一部異なりますが、 (担当教員の連絡先に限らず) 授業に関する内容の問い合せ窓口は学部の 事務室になります。 学生生活・カリキュラム・留学・教職・就職等に関する問い合わせ先は以下に 書かれています。

学部の事務室は窓口での対面か電話になります。 電話で問い合わせする場合は、 まず、事務の方のメールアドレスを教えてもらって、 そのアドレスにメールで連絡する、 という方法をおすすめします。 電話だと正確に質問・要望を伝えるのが難しいですし、 記録にも残らないので「言った / 言わない」になりがちです。 電話での対応は、学生さんだけでなく、事務の方にとっても大きな負担になっています。 学部の事務室に電話し、「口頭でうまく伝えられないし、誤解があるといけないので、メールで送りたい。 担当窓口のメールアドレスを教えてください。」とお願いするとよいでしょう。

「だったら最初からメールで問い合わせできるようにしておくべきだ ! 」と 思うでしょうし、その通りだと思います。 ただ、オンライン授業が急遽始まったので、 まだそういう体制が整備できていません。 効率だけ考えるとメールでやりとりする方が良いのですが、 関学の事務の方々は「直接窓口に来てもらって、 学生の顔を見て、じっくり話を聞いてあげる」というのをこれまで 基本にされているようです。 オンラインでの問い合わせが整備されていないのは、 これまでの「対面でじっくり話を聞いてあげるのが基本」という手厚い 学生支援体制の裏返しでもあります。

学部によってはさらに他の相談窓口が用意されていることもあります。 例えば理工学部では、 担任制度がありますので、 担任教員から個別にメール / 電話で連絡が来ていると思います。 理工学部の学生さんであれば、 理工学部事務室に電話しても良いですし、 担任の教員にメールしてもらってもどちらでもいいです。 学部の事務室でも担任教員でも、 とにかく誰かにコンタクトしてくれれば、 そこから適切な人へつないでくれます。

なお、(課題の提出を求められるでしょうから) 提出する課題に (目立つように) 「相談があるので連絡方法を教えてください」と書くのも一つの方法です。 ただ、教員がその都度課題をチェックしているとは限りません (学期末にまとめて 採点するかもしれない) ので、 この方法はおすすめしません。

A. 人格に問題があるような先生はそれほど多くないと思います (私の周囲では 見当りません)。 先生も人間ですので、 過去に学生から過剰に不当なクレームを付けられて 防御的になっているのかもしれません。 おそらく 99.99% の教員は、 「学ぶ意欲がある、努力しようとしている学生」の力になりたいと心の底から 思っています。 「高圧的な先生」と決めつけずに、 まずは相談してみることをおすすめします。

直接相談することに抵抗があるなら、 所属する学部の事務室に相談してください。 きっと適切に対応してもらえると思います。

教学 Web

A. ???

LUNA

LUNA サポートより回答をいただきましたので追記しました (2020/5/26)。

A. 学生自身が科目にアクセスした情報を確認する方法はありませんので、 出席を取る科目については、 例えばスクリーンショットを撮るなどご自身で科目にアクセスした日付・時刻を 記録してください。 [LUNA サポート]

A. [LUNA サポート]

  • 「教材・課題・テスト」に課題が表示されている場合は、提出内容を確認することができます。
  • 課題を提出したことを伝えるメールが関学メールアドレスに届きます。(学生用ハンドブックP.14)
  • 成績表より提出内容を確認できます。(学生用ハンドブックP.19)ただし、教員の設定により確認できない場合があります。
  • 課題レポート提出記録より確認できます。(学生用ハンドブックP.20)
  • OneDriveへ提出した場合は、LUNAでは確認することができませんので、例えばスクリーンショットを撮るなどご自身で提出したファイルと日付・時刻を記録してください。

A. ブラウザが Google Chrome の場合、 ブラウザで PDF ファイルを開くと受信が途中で終わり、 画面上部のバーが 1 ページ目のみ表示され、 以降のページが白紙となることがあります。 このような場合、PC にダウンロード(右クリックで「名前を付けてリンク先を 保存」)いただくか、 別のブラウザ (Microsoft Edge、 Mozilla Firefox など) をご利用ください。 [LUNA サポート]

A. ご自身で科目にアクセスして確認することを心がけてください。 [LUNA サポート]

A. 学生側では整理できませんので、 教員に相談されてはいかがでしょうか。

また、コンテンツの中に課題と授業資料が混在していて見にくいといったことには、 教員側の工夫で学生が見やすくすることができます。 例えば教員が「教材・課題・テスト」の中に「教材」フォルダ、 「課題」フォルダ、「テスト」フォルダを作成することにより混在を回避できます。 フォルダの作成方法は、 「コンテンツの構築」−「コンテンツフォルダ」です。 [LUNA サポート]

A. おそらく担当教員の単純なミスです。 気付いていないと思いますので、 できるだけ早く知らせてあげてください。

A. 複数タブを開いて見ることはできます。 [LUNA サポート]

A. セッションタイムアウト時間は 3 時間です。 3 時間以上ページ遷移等の操作がない場合、 自動的にログアウトとなり、 作成中のデータは消失します。 ページ内でテキストを入力しているだけではセッションが切れてしまいます。 (学生用ハンドブック P.3、 P.11 )

A. おそらく担当教員は学生が困っていることに気付いていないと思います。 担当教員に、削除された講義資料を入手したいこと、 今後削除する場合は事前に掲載期限を知らせて欲しいことを (不当なクレーマーと 誤解されないように) 上手に伝えてみてください。

講義資料・OneDrive

A. OneDrive 上の講義ビデオをダウンロードして、 好きなメディアプレイヤーで視聴することをおすすめします。 通信量も減るし、利便性も高まります。 0.9 倍速とか 1.1 倍速など、 自分の好みの速度で再生するといったことも可能です。

なお、YouTube からの (「限定公開」で公開された) 講義ビデオ配信は 利用規約違反の恐れがありますので推奨していません。

A. すべての学生が高速なインターネット接続を持っている訳ではないので、 通信量を削減するために、 多くの先生は意図的に教員の「顔」の映像を含めていません (私の 講義ビデオでも含めていません)。

A. おそらく担当教員の単純なミスです。気付いていないと思いますので、できるだけ早く知らせてあげてください。

A. おそらく担当教員は学生が困っていることに気付いていないと思います。 以下の URL を知らせて、 PDF 形式で講義資料をアップロードするようお願いしてみてください。

Zoom・Teams

A. 写したくないなら写さなくて構いません。 担当教員にその旨を伝えてください。 以下の久保先生からのアドバイスも参考にしてください。

プリンタ

A. 2020/5/16 現在、大学でもプリントサービスの提供ができないか検討しています。正式に決まれば教学 Web やホームページ上でアナウンスがあると思います。 2020/5/25 よりネットプリントサービスが提供されています。プリンタを保有していない学生さんのために、コンビニで 500 枚、A4・モノクロの印刷ができる ID を学院が発行します。

個人的には、モノクロレーザープリンタを購入することをおすすめします。 インクジェットプリンタは大量印刷に向かないので、 レーザープリンタをおすすめします。 カラーレーザープリンタはサイズも大きいし、 本体価格も高いし、ランニングコストも高い (モノクロで 1 〜 3 円 / 枚、 カラーで 10 円 / 枚程度) ので、 おすすめはモノクロ (白黒) レーザープリンタです。

私はブラザーの HL-L2375DW を使っています。 1200 DPI、無線 LAN 対応、 両面印刷対応、印刷速度 34 枚 / 分、 最大給紙枚数 A4 251 枚というスペックで、 たったの 1.2 万円です。

プリンタはトナー代が別途かかりますが、 最近は互換品が安く手に入ります。 例えば、ブラザー HL-L2375DW の純正トナーの型番は TN-29J (実売価格 8 〜 9 千円) ですが、互換品が 1/4 〜 1/5 くらいの価格で手に入ります。 互換品の品質は「価格相応」ですので過度の期待は禁物ですが、 互換トナーの多くはそれなりに使えると思います。

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Last-modified: 2020-05-26 (火) 13:56:57