教員向け/Zoomによるライブ講義のコツ(音を使う授業編)

1. 自身のナレーションと PC からのサウンド双方を送信

Zoom 下部のコントロールバーで「画面を共有」をクリックください。 Zoom で送信する「画面」が複数出てきます。 この画面、左下部にある「コンピュータの音声を共有」を選択することで、 PC から出されるオーディオを視聴者に届けることができるようになります。

2. 音量の調整

動画やオーディオ素材が複数ある際、 その都度、音量調整を行うことがあろうかと思います。 通常講義では、全体の音量を聞きつつ、 適宜、調整すれば済むお話ですが、 Zoom の一般的な利用形態では、 その手段が確保されていません。 特に、学生さん側の設定で、 音声ミュート、ビデオオフを選択している場合、 学生さん側の視聴状態がわかりません。 それを補うものとして、 チャット機能を利用して、 適宜、状況を確認していくこととなります。 PPT をお使いの場合、 「発表者ツール」モードでスライドショーを始めると、 メイン画面が PPT に占有されてしまいます。 「最初から再生」もしくは、 「現在のスライドから再生」を選んで、 Zoom のコントローラがみえるようにしておいてください。 (こちらもついつい確認作業を忘れてしまいました。)

3. 音楽・音声系アプリケーションでのオーディオセットアップ

PPT からのビデオやオーディオ信号であれば、 1. で書いた方法で、音を視聴者に届けることができます。 別途、音楽・音声系アプリケーションを利用する場合、 当該のアプリ内で「オーディオ入出力設定機能」が用意されているものでは、 そちらの設定が優先される模様です。 →デフォルトでは学生に音が届きません。 そのような場合、アプリ内のオーディオセットアップの出力インタフェースを 調べてみてください。 そこで、「ZoomAudioDevice」が出てきた場合、 そちらを選択することで、 当該アプリからの発音を視聴者に届けることができるようになります。

4. そのほかの情報については、以下をご覧ください。

様々な有用情報がまとめられています。

完璧にやりたい方は、 学生が聞いている音を直接モニタリングする方向を目指すこととなります。 その場合、別途、オーディオミキサー (ハード or ソフトウエアルーティング) を 用意していくことになります。 (一人でやるには少々敷居が高いです。) 以下、 ハードを揃える場合の情報源の一例です。

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Last-modified: 2020-05-25 (月) 20:23:15