オンライン学習のコツ†
はじめに†
オンライン授業をどのように実施し、受講すればよいか……これは、現在、世界中の大学で、学生と教員が力を合わせて、創意工夫によって成し遂げようとしています。他の世界中の大学の先生方と同じように、本学の先生方には十分なオンライン授業の経験はありません。同様に、ほぼすべての授業をオンラインで受ける場合、学生がどのように授業の目標を設定し、計画を立て、実際に履修し、課題等のフィードバックを教員に返せばいいのについても、これといって確立した方法論がある訳ではありません。
オンライン授業を実施する側 (教員側) の情報はそれなりに見つかりますが、オンライン授業を受ける側 (学生側) の情報はあまり見当りません。
数少ない情報の中でも、以下の MIT (マサチューセッツ州立大学) のガイドが参考になると思います。
英文ですが、Google 翻訳を使って日本語で読むことも可能です (機械翻訳なのであちこち変な日本語ですが)。
上記のページを読んだ後、ページ左端のメニューから、「準備」、「参加」、「ウェルネス」を順番に開いて読んでみてください。
上記のページの要点 (かなり意訳しています) を紹介しておきます。
- 準備
- 必要なコンピュータ、インターネット接続、アプリがあることを確認する。
- 勉強に集中できるまとまった時間を確保する。
- それぞれの科目ごとに、重要な日時、変更点、資料等への URL をすぐに参照できる場所にメモする。
- パソコンやスマホの通知機能を OFF にし、静かな場所を確保する。
- 授業の履修のルールを (変更点も含めて) 理解しておく。
- 参加
- 対面授業に参加するのと同じように、ノートを取りながら参加する。
- 学習中は、他のことを同時に行わない (多くの人は複数のことが同時にできる気がするが、かえって効率が悪くなることが分かっている)
- 講義ビデオは等速もしくはゆっくり再生する (1.5 倍で再生すると成績が悪化することが知られている)
- ビデオ会議の基本エチケットを守る: (1) 複数人の会議では、話していない時はマイクをミュートする、(2) 教員に指示された方法で参加する (例えば質問の出し方 (チャットなのか、メールなのか等))
- 時間の計画を立てて、それに従う。睡眠、運動、食事も含めて。30〜90 分の単位で学習内容を切り替える (と学習の効果と効率が高まる)。
- 健康
- 休息を取る。アプリやアラームで休息の時間を知らせるという方法もある。20-20-20 戦略 (20 分ごとに、20フィート(約6m)先の物を 20 秒間見つめる) のような、自分に合った手法を見つける。
- 社会的に他の人とつながり続ける方法を見つける。
- 睡眠、運動、健康的な食事、水分補給・排泄はこれまで以上に重要。
- 大学にはあなたをサポートするスタッフがいることを忘れないで。
コメント†
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