Microsoft Office には、 パソコン (Windows や macOS) 上で動作するアプリ版と、 Web ブラウザ上で (Web アプリとして) 動作する Web 版があります。 パソコンを買った時にプリインストールされているものや、 Office 365 ProPlus (学生向け/Office 365 ProPlusが利用できます) から インストールするのは前者のアプリ版です。 OneDrive 上で Office ファイルを開いた時に、 Web ブラウザ内で表示されるのが Web 版です。 アプリ版も Web 版も見た目や動作はそっくりですが、 内部の動作はまったく違います。
アプリ版と Web 版の、 2 種類の PowerPoint の外観を比較してみましょう。
ほとんど同じですが、 よくみると外観の違いから見分けることができます。
Web 版は、基本的に Microsoft のサーバ側で大半の処理を行い、 Web ブラウザは主に画面の描画部分を担当しています。 上記の PowerPoint ファイルに、 以下のようなスライドを記入した時の通信量を計測してみました。
> ifconfig et0 eth0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST> mtu 1500 inet 192.168.0.100 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.0.255 ether 50:c4:dd:d7:5e:79 txqueuelen 1000 (Ethernet) RX packets 13183936 bytes 2510819501 (2.3 GiB) RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0 TX packets 28768723 bytes 20574738747 (19.1 GiB) TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0
(Web 版で 3 ページ目のスライドの中身を (書いたり消したりして) 記入し、別名で保存)
>ifconfig eth0 eth0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST> mtu 1500 inet 192.168.0.100 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.0.255 ether 50:c4:dd:d7:5e:79 txqueuelen 1000 (Ethernet) RX packets 13227724 bytes 2522839292 (2.3 GiB) RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0 TX packets 28844542 bytes 20625069874 (19.2 GiB) TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0
このくらいの作業だと、 通信量は 2522839292-2510819501 =12019791 (約 12 M バイト) でした。 3G/LTE 回線のような従量制のインターネット接続をしているのであれば、 Web 版ではなく、アプリ版を使ったほうがよさそうです。
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