学生向け/通信量の目安

オンライン講義受講における通信量

以下では、オンライン授業を受講した場合、 どのくらいの通信量が発生するのか (どのくらいの量のデータ通信が行われるか) を 説明します。

まず、学生向け/必要な機器 を読んで、 インターネット接続には大きく分けて 2 種類 (自宅等のブロードバンド回線による 接続、3G/LTE 等のモバイル回線による接続) があることを知っておいてください。

通信の世界では、K (キロ)M (メガ)G (ギガ)T (テラ) という単位がよく使われます。 それぞれ 10 の 3 乗 (= 1,000)、 10 の 6 乗、10 の 9 乗、 10 の 12 乗を意味します (1,000 倍ずつ増えてゆきます)。 M (メガ) は K (キロ) の 1,000 倍、 G (ギガ) は M (メガ) の 1,000 倍、 という関係ですね。 ちなみに、コンピュータの世界でも K (キロ)、 M (メガ)、G (ギガ)、 T (テラ) という単位がよく使われますが、 こちらは 2 の 10 乗 (= 1024)、 2 の 20 乗、2 の 30 乗、 2 の 40 乗だったりします。 1024 の K (キロ) と 1000 の K (キロ) の両方が使われていて、 どっちの K (キロ) なのかわからない時もよくあります。

通信量の単位は、通常「バイト」です。 1 バイトは 8 ビットのことで、 0 と 1 を 8 個まとめて表現したものが「バイト」です。 大体、英語のアルファベット一文字を表すのに 1 バイト必要で、 日本語のひらがな・カタカナ・漢字一文字を表すのに 2 バイト必要です。

さて、オンライン授業の受講では、おおよそ以下のような操作が行われます。

  1. メールの送信・受信 (例: 担当教員との連絡等)
  2. Web ページの閲覧 (例: 調査・情報収集)
  3. 教学 Web サービスの情報閲覧 (例: シラバス閲覧)
  4. LUNA の情報閲覧・資料閲覧・課題提出 (例: 課題確認、配布資料閲覧、レポート課題送信)
    1. 文書 (例: PDF ファイル) の閲覧
    2. 音声 (例: MP3 ファイル) の視聴
    3. 講義ビデオ (例: MP4 ファイル) の視聴
  5. ライブ講義への参加 (例: 対話型講義への参加)
  6. レポート課題作成 (例: Word による文書作成)

以下、上記のそれぞれの作業において発生する通信量の目安を説明します。

  1. メールの送信・受信 (例: 担当教員との連絡等)

    大した通信量ではありません。 メールに画像やビデオなどを添付して送るのでなければ、 メール一通の大きさはたかだか数十 K バイト程度です。

  2. Web ページの閲覧 (例: 調査・情報収集)

    どんなページを、どれだけ見るのかによります。 画像 (写真) やビデオ (動画) がたくさん使われたページを見ると、 合計で数十〜数百 M バイトになることもあります。 それほど画像も多用していないページであれば、 合計で数 M バイト程度で済むこともあります。

  3. 教学 Web サービスの情報閲覧 (例: シラバス閲覧)

    ほとんどテキスト (文字) だけですので、 大した通信量ではありません。 どれだけの時間 (正確には回数) 閲覧するかにもよりますが、 数 M〜数十 M バイトくらいの通信量でしょう。

  4. LUNA の情報閲覧・資料閲覧・課題提出 (例: 課題確認、配布資料閲覧、レポート課題送信)
    1. 文書 (例: PDF ファイル) の閲覧

      どんな文書なのかによります。 文字だけの PDF ファイルでしたら、 ファイル一つあたり数百 K バイト〜数 M バイト程度でしょう。 写真や画像を多用したような PDF ファイルであれば、 ファイル一つあたり数十 M バイトくらいの大きさです。

    2. 音声 (例: MP3 ファイル) の視聴

      大した通信量ではありません。 音声ファイルの品質や長さにもよりますが、 60 分程度の音声で、数 M バイト〜数十 M バイトくらいの大きさです。 オーディオ CD の容量が 740 M バイトで、 MP3 のような非可逆圧縮だと、 データサイズが 1/10 くらいに抑えられています

    3. 講義ビデオ (例: MP4 ファイル) の視聴

      問題はビデオです。 文字通り「桁違い」に大きい通信量になります。 ビデオの解像度や画質、 フォーマットなど、さまざまな要因によって大きく変化しますが、 10 分の MP4 形式のビデオであれば、 上手に作れば 10 M バイト程度、 普通に作れば 50 M バイト程度、 下手に作れば 200 M バイトにもなってしまいます。 90 分まるまる講義ビデオになっていれば、 百 M バイト程度〜 1.8 G バイト (!) くらいの通信量になります。 講義ビデオを 10 本視聴すれば、当然通信量は 1 本の場合の 10 倍になります。 同じものを繰り返し視聴する場合、アプリによっては追加の通信は発生しませんが、 アプリによっては何度も繰り返し通信を行うものもあります。

      なお、OneDrive 上に置かれた講義ビデオ (例えば MP4 ファイル) であれば、 Web ブラウザ上のメディアプレイヤーの右上の「 (i) 」アイコンをクリック→「その 他の詳細」をクリックすればファイルサイズが確認できます。

      onedrive-size.png

      ファイルサイズが大きすぎる (例えば 500 M バイトを超えている) ような場合は、 担当教員に「ファイルサイズを小さくしてもらえるとうれしいのですが……」 とやんわりお願いしてみましょう。

  5. ライブ講義への参加 (例: 対話型講義への参加)

    音声のみで参加するか映像も含めてビデオで参加するかによって異なります。 音声のみで参加する場合は「音声の視聴」の倍くらい、 ビデオで参加する場合は「講義ビデオ」のと同じかそれ以上 (最大で 2 倍程度) になります。 ライブ講義の場合は、 教員→学生の方向の通信に加えて、 学生→教員の逆方向の通信も発生するからです。

    ただし、実際にどのくらいの通信量が発生するかは、 使用するアプリや、その時のインターネットの回線状況によって変化します。 最近のビデオ配信アプリやビデオ会議アプリは優秀なので、 ''ネットワークの混雑状況に応じて、 送受信するビデオやオーディオの画質・音質を動的に調整します'' (通信回線の状態が 良ければ高品質なのものを、 通信回線の状態が悪ければ低品質なものを送受信する) ので、 本当にどれくらいの通信が発生するかはやってみないとわかりません。

    さらに、どんな映像を写したか、 どれだけ会話されたか等にもよります。 Zoom の場合だと、60 分のオンライン講義で 100〜300M バイト程度くらいが目安のようです。 Zoom の通信量については、以下のページが参考になると思います。

    外部リンク: オンライン講義の通信量

    外部リンク: Zoomを利用したオンライン授業におけるネットワークトラフィック調査

  6. レポート課題作成 (例: Word による文書作成)

    Microsoft Office を使ってレポートを作成したとします。 どこの Office を使って作成したかによって変化します。 Microsoft Office には、アプリ版Web 版の二種類があります (学生向け/Office(アプリ版)とOfficeオンライン(Web版))。 アプリ版でしたら基本的に外部との通信は発生しません (通信量はゼロです)。 Web 版のほうは作業中、ずっと通信し続けますので、それなりの通信量になります。 簡単な PowerPoint のスライドを作成したところ、1 スライドあたり 12M バイト程度の通信が発生していました。

で、実際に私の通信量はどのくらいになるのか?

わかりません。 上で説明したように、 どのような使い方をするのか、 どういう講義資料や講義ビデオを見るのか (繰り返し見るのか、 一度だけなのか) 等によって大きく変化するからです。

ざっくりとした試算だと、300 M バイトの講義ビデオを、週 15 コマ分視聴するとする と、講義ビデオの視聴だけで

 300 MB x 15 コマ x 4 週 = 18 G バイト

になります。

スマートフォンの通信量を計測することが可能ですので、 ぜひ実際にオンライン授業を受講した時の通信量を自分で計測してみてください。 以下のような、いろいろな計測ツールがあります。

コメント

週ごとの通信量を計測して、 ぜひ以下のフォームから報告してください。 計測期間が「週」なのか「月」なのかを明記するようお願いします。


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Last-modified: 2020-07-16 (木) 20:45:26