Zoom によるビデオ会議/ライブ講義†
Zoom の概要やインストール方法については以下をご覧ください。
関西学院における Zoom 利用†
2020 年 4 月現在、関西学院は組織として Zoom のライセンス契約を結んでいません。
Zoom を利用してビデオ会議/ライブ講義を主催するためには、
無料アカウント (Basic) を利用するか、
各個人で有料アカウント (Pro 等) を契約する必要があります
(参加するだけであればアカウントの作成すら不要です)。
2020 年 4 月末までは、
教育機関の利用者に対して、
無料アカウントでも 40 分を超える多地点接続が可能になっています (組織ごとに
申請が必要で、サインイン後にアップグレードの操作必要です)。
Zoom (アプリ版) における音声・ビデオのテスト†
Zoom では、「ミーティングの参加」からミーティング ID (と必要に応じて
ミーティングパスワード) を入力し、
「参加」を押せばすぐにビデオ会議が始まります。
余計なトラブルを避けるためにも、
いきなりビデオ会議に参加するのではなく、
必ず事前に、マイク、
スピーカー、カメラが正常に動作しているかを確認してから会議に
参加するようにしましょう。
Zoom の接続テストは、
アプリ版では、右上の自身の名前のアイコンの下の「設定」をクリックし、
「ビデオ」と「オーディオ」からそれぞれカメラとマイク / スピーカが
動作しているかテストできます。
「ビデオ」から、カメラの映像が入力されていることを確認します。
「 HD を有効にする」をチェックすれば高画質なビデオが送信されます。
「外見を補正する」をチェックすると、
(Zoom のドキュメントによれば) 目の下のクマや顔のシミを
目立たなくしてくれるそうです。
「オーディオ」から「スピーカのテスト」を押して、
テスト音が再生されるかを確認します。
また、何か発話した時のマイクの「入力レベル」を確認して、
音声が入力されているかを確認します。
Zoom のビデオ会議†
Zoom はかなり完成度の高いビデオ会議サービスですので、
Zoom の機能を理解して使えば、
少人数〜大人数の会議も問題なく実施できると思います。
会議を開催する時に覚えておくと便利な機能をいくつか紹介します。
- 参加者管理
- 詳細オプションで「ホストより前の参加を有効にする」をチェックしておけば、ホストが参加する前に参加者がビデオ会議を開始できる
- 「パーソナルミーティング ID」を知っていれば、その都度ミーティング ID を発行しなくてもビデオ会議ができる
- ホストは参加者の名前を自由に変更できる。参加者による名前の変更も設定で禁止できる
- 会議前および会議中に、ホストの権限は他の参加者に委譲できる。ホストが途中で抜けたくなった時に便利。
- オーディオ
- ホストは「参加者」リストから特定の参加者の音声を ON/OFF できる
- ミーティング中にスペースキーを長押しすると、一時的にマイクをミュートにできる
- 公衆電話回線からビデオ会議 (音声のみ) に参加できる。しかも、無料アカウントでも公衆回線が使える!
- ビデオ
- デスクトップ全体や特定のウィンドウを「画面共有」によって他の参加者に送信できる
- 事前もしくは会議中の設定により「誰かが画面共有中でも、他の参加者が共有を開始できる」ように設定できる。研究室のゼミ等ではこれを設定しておくと、「ごめん、画面共有切ってもらえる」といちいち断わらなくていいので便利。
- 「仮想背景」を利用して、殺風景な部屋を隠すことができる。最新の Zoom クライアント + 高速なパソコンだと、(1) 単色の背景でなくても仮想背景が使える、(2) 仮想背景に静止画でなく動画を使える。
- 「ホワイトボード」が標準で用意されており、マウスやペンタブレットで描いた図を他の参加者送信できる
- 「ホワイトボード」には他の参加者も「コメントを付ける」で書き込めて、書いたものが全員で見られる
- 最大 49 人のビデオを一度に表示することができる (最新の Zoom クライアントのみ?)
- 「画面共有」時に、「オプションを表示」→「リモート制御のリクエスト」から、送信者の端末をリモート制御できる (キーボードやマウスを遠隔から操作できる)。「普通の」リモートデスクトップ (RDP や VNC) よりは画質・レスポンスは悪いが場面によっては役立ちそう。
- チャット
- 参加者全員や、特定の参加者に対してテキストメッセージを送れる。最新の Zoom クライアントならファイルも添付できる
- 参加者リストに「手を上げる」機能があり、「ちょっといいですか……」と発話しなくても、発言の意志を他の参加者に伝えられる
- その他
- ビデオ会議のようすをビデオ (MP4 ファイル) として記録・保存できる。ホストが許可すれば参加者側でも記録できる。有料会員であれば記録したビデオをクラウド上にも保存できる。
- ビデオ会議の録画は、Zoom クライアントを単独で起動した状態でも使用できるため、Zoom クライアントを「講義ビデオ収録アプリ」として使うことができる。講師の映像、パソコンの画面、さらにはホワイトボードを切り替えて写しながら、音声とビデオを MP4 ファイルとして記録できる (バークレーのページで紹介されていました。とても賢い使い方だと思います。)
私自身は使ったことがありませんが、
参加者リストを使って授業の出席を取る、
有料アカウントのログ機能を使って出席を取る、
ブレイクアウトルームを使って参加者を複数の小部屋に分ける、
ミーティングの参加者を Zoom アカウント保有者 /Zoom アカウント保有者で
同一ドメインのみ (例えば、
kwansei.ac.jp) に限定できる、
オリジナルの音 (Zoom はデフォルトで音声を加工しているが、
加工しない生の音) を送信できる、等の機能もあるようです。
以下のページにある、
授業における Zoom の活用法に関する FAQ はとても有用です。
Teams と Zoom の比較†
教員向け/Teams によるビデオ会議/ライブ講義を参照してください。
コメント†
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